E39ヘッドライト磨き

E39に限りませんが、ヘッドライトレンズはガラスではありませんので、長年の使用で表面のコーティングがはがれて曇ったようになってしまいます。

写真ではよくわからないですが、表面が黄ばんでシミのような曇りがあります。
ひどい車になると光量が足りなくなって車検に通らない場合も。

きれいにするためには、表面を削ってしまうしかありません。
耐水ペーパーで水をつけながらガンガン削ってしまいます。

荒いペーパーを使った方が、当然削れますが、ペーパーの傷が消えなくなってしまいますので800番程度からにしておいた方が無難です。

また、均一な力で削った方が良いのでブロックなどを当てたほうが良いです。
800番→1200番→1500番→2000番等、順々に細かい番手のペーパーを使って、荒い番手の傷を細かくしていきます。

一通り削って表面を拭いた状態です。傷だらけです。
この時に傷の下にシミの縁が残っていると磨いてもその部分は残ってしまいますので、その場合はペーパーで再度削ります。

コンパウンドで磨きます。
ポリッシャーを使いましたが、ドリルの先端に取り付けるウールバフでも大丈夫です。
直径は小さい方が小回りが効きます。

コンパウンドも荒いものから細かいものにしていった方が良いですが、なかなか揃えるのも大変ですので、一種類だけであればボディの仕上げ用くらいの微粒子のものにします。
細かいものを使えば、時間はかかりますが、仕上がりはその分良くなります。

表面のコーティングを落としてしまっていますので、最後にプラスチックのコーティング剤などで保護をするようにしましょう。
ボディ用のコーティング剤などでも良いです。

保護をしないとすぐに黄ばんでしまいます。