R50 MINI ヘッドライト磨き

前にもE39で書きましたが、ヘッドライトが曇ったMINIが来ましたのでちゃんと磨いてみました。

R50ヘッドライト

表面のコーティングがはがれてしまっていますので、サンドペーパーで取り除きます。

R50ヘッドライト

1000番の耐水ペーパーで表面を削った状態です。
削ったら拭き、削ったら拭きではがれたコーティングが残らないように、全体のコーティングを削り取ります。

↑この状態だときれいに見えても、特に端の方には残っていることが多いです。
最終的に削り残しがあると最初からやり直しになるので、しつこいくらいにペーパーをかけた方が間違いないです。

R50ヘッドライト

1500番で削って拭いたところです。
水分が残っているので曇って見えますが、これくらいでも結構きれいになっています。

R50ヘッドライト

最後に2000番のペーパーで全体を削りました。
水分をクロスで拭いてみると全体的にペーパーをかけたために曇っているのがわかります。
水分がある時にきれいに見えて、乾いたときに曇って見えれば最終磨きできれいになります。

この時点で表面に汚れ残りがある場合は戻って削り直します。
今回マスキングはしていませんが、特に縁は残りやすいので、本来はマスキングをしたほうが良いです。

R50ヘッドライト

コンパウンドで磨いたところです。
ポリッシャーを使った方がかんたんですが、なければ手磨きでも問題ありません。
時間はかかりますが。

コンパウンドはボディ仕上げ用の超微粒子が怪我しません。
使ったのは3Mのハード2です。
http://www.3mwebcatalog.jp/catalog/g/g5973/

今回ペーパーを2000番まで用意したので比較的簡単にペーパー傷が消せましたが、例えば1000番くらいまでしかペーパーがない場合は、もう少し粗めのコンパウンドで磨いていきます。
ただ、バフを使う場合は特に必要のない場所に当たってしまって余計な傷を作ってしまうことや、熱がかかりすぎてレンズの表面がおかしくなってしまうこともありますので慎重にバフがけをしてください。

きれいになったら最後にレンズの保護剤を塗っておきます。
表面のコーティングを削ってしまっていますので、保護しておかないとすぐに黄ばんだりしてしまいます。

おすすめはWAKO’Sのハードコート復元キットで、下地処理剤も入っているので、たいしたことがない曇り、黄ばみであればこれだけできれいにできます。

クリックして397-1-20140707184204.pdfにアクセス

ボディ系のコーティング剤でも構わないのですが、ポリカーボネートに使うと表面を侵してしまうものもあるので専用品の方が間違いはないです。