布シートの場合、飲み物をこぼしたり、雨で濡れたまま放置したり、汗だくで乗ったり(笑)でシミになってしまうことがありますね。
これは、BMWに限ったことではありませんので↓はアウディです(^^;)
汚いです。
何だか原因がわかりませんが、かなり日数はたっているようで、普通の洗剤ではまったく歯が立ちませんでした。
この手のシミは洗剤など水分で濡らすとシミがわからなくなってしまい、きれいになったように見えてしまいますが、乾くとシミが出てきてしまい、さらに一部分だけ濡らすとシミが広がってしまいます。
そこで使うのがケルヒャーのスチームクリーナーです。
別にケルヒャーじゃなくても構いませんが、スチームクリーナーを使うと驚くほど簡単にシミを落とすことができます。
ちなみに使っているのは、最廉価版の家庭用で1万円そこそこで買ったものです。
本当は動画とかにすればわかりやすいんですが、なにぶん一人でやっているので順を追って書いていきます。
まず、とりあえず掃除機でゴミを取っておきます。
次に、適当に薄めた洗剤を入れたスプレーで、シート全体を濡らします。
スプレーは百均のもので全然かまいませんし、洗剤も普通の中性洗剤でかまいません。
きれいなタオルを用意して、スチームクリーナーでシートをこすっていきます。
先端は写真のような丸いブラシ状になっているものを使うのが良いと思います。
コツとしては、シミの部分だけを擦ろうとせずに、シート生地の縦横に沿って繰り返しスチームを出しながら全体に擦ることです。
ある程度の部位にスチームをかけたら、きれいなタオルでふき取っていきますが、シミがない部分も汚れていてけっこうびっくりすると思います。
ブラシの先にタオルを巻いておいて汚れを移していくのでも構いませんが、個人的には後で拭いたほうが作業性が良いと思います。
上で書いた通り、シミは濡れてしまうとわからなくなることが多いので、スチーム→ふき取りは複数回繰り返さないと乾いたときにシミが残っていることがあります。
乾いてからまたスチームをかけても良いのですが、繰り返しやっておけば1回できれいになりますので、しつこいかなと思うくらいやっておきましょう。
この車はリアシートも含めて多かれ少なかれシミがありましたが、家庭用ケルヒャーで水の補充をせずに全シートきれいにすることができました。
ただ、これはハーフレザーだったので、すべて布の場合は足りなくなるかもしれません。