赤外線リモコンキーの電池交換

BMWのキーは、2001年くらいまで赤外線を利用したリモコンでした。
ちなみに受光部はルームミラー下部の丸い部分なので、車のガラス面に向けないと反応が悪い…と言うか反応しません。

電池式なので、当然ですが電池切れになっても反応しません。
BMWマークの丸いボタンの左上(写真だと左)にインジケーターがありますので、電池が生きていれば赤く光りますね。

これはE39ですが、電池切れになってしまいましたので電池を交換します。

キーを裏返すとカバーがあります。

カバーには切欠きがありますので、精密ドライバーなどで外します。

カバーを外すと+ネジが2本見えますので、これもドライバーで外します。

ネジを外せばキーは写真のように分解できます。
電池はCR2016が2個必要です。
コンビニ等でも普通に売っているボタン型の電池です。

ボタンを押さずに1分以内に電池を入れ替えれば特に何もしなくてもそのまま使えます。

ただ、電池が完全に死んだ状態でしばらく放置してしまっていたり、交換に時間がかかってしまったような場合は「キーの初期化」が必要です。

キーの初期化も自分でできます。

  1. ドアを開けて車に乗り込んでドアを閉めます。
  2. 初期化するキーをイグニッション鍵穴に刺してエンジンがかかる手前(1段目か2段目)まで回して、すぐに戻して抜きます。
  3. リモコン部の四角い方のボタンを押したまま、丸い方のボタンを3回押してから四角いボタンを離します。
  4. 丸ボタン上のインジケーターが点滅しますので、ルームミラー下の受光部にキーを向けて丸、四角どちらかのボタンを1回押します。
  5. 初期化が上手く行けば集中ロックがかかり、すぐに解除されます。
  6. 複数のリモコンがある場合は2から繰り返します。

電池が残っていて使えていたリモコンキーも一緒に初期化をしないとリモコンが効かなくなりますので、一気に初期化の作業を行ってください。
1本の初期化が終わったら30秒以内に次のキーを差し込むようにします。